知覚過敏とは(1) -歯がしみる原因
キーンとした痛みが…冷たいものや熱いものを口に含んだ時、歯磨きの時など、様々な刺激が歯の神経に伝わり、キーンとしみるような痛みを感じたことはありませんか?
じつは、それが「知覚過敏」です。
知覚過敏の「歯がしみる症状」は、日本人の4人に1人の割合でみられるといわれています。
知覚過敏の原因について一般的にあまり知られていません。
実は、身近な生活の中にもその原因が潜んでいるのです。
■歯ぎしりや噛みしめ ストレスの多い現代の生活。かみ合わせや歯ぎしりで歯の一部に負荷がかかる状態が続くと、表面を覆っているエナメル質に細かいヒビが入ることがあります。
■間違ったブラッシング(歯磨き) 硬い歯ブラシや力任せの歯磨きは、エナメル質が傷つき、削られてしまいます。また、粗い研磨剤の入った歯磨き剤を長期間使用することでもエナメル質は傷ついてしまいます。
■歯周病で歯ぐきが下がった 歯周病により歯ぐきの位置が下がったり後退すると、象牙質が露出しやすくなり知覚過敏の症状が現れることがあります。
■酸っぱい飲食物で酸触症になった エナメル質は硬い組織といわれていますが、酸にはとても弱いという性質があります。
2012-07-14 | Posted in Blog | Comments Closed